チネイザン - 体験 (2)
- Danny
- 2018年9月8日
- 読了時間: 3分
更新日:5月10日
さて、今回も実際のチネイザン 体験を通じて感じた効果や気づきを共有します。
前回、若干不完全燃焼気味だった自分が、次に向かったのが Omsala というところ。
Googleで検索して、電話でサクッと予約できました。
ここのOhm先生も前述のKhun Niにチネイザンとカルサイネイザンを学んだそうです。
スタジオは旧市街の中にあって、割と行きやすい場所です。 到着後、早速、小綺麗なスタジオに通されて、個室へ。
今回はショーツは履いたままでOK。
施術のスタイルは前日のKhun Niと似ていますが、今日はもう少し内臓のディープなところまで指が入っているような気がします。途中、凝り固まっているところ=痛いところを見つけると、容赦無くグリグリ、ゴリゴリ。
そのうち指では不十分なのか、Ohm先生は肘を使いはじめました。
華奢な先生の尖った肘を差し込まれ、しかも全体重をかけられて、腹部はかなりの圧力を受けます。背中に突き抜けるくらいの勢いで押されます。内臓の悪い人はこのあたりで気を失うんだろうなぁ、とまだ若干余裕の自分。
施術中はとにかく呼吸を意識して、特に悪い気を吐き出すように、長く息を吐くことを心がけていました。途中、胃、小腸から大腸、肝臓や腎臓、そのほかのほとんどの臓器をくまなく揉まれたような気がします。
1箇所だけ激痛箇所があり「うーーーーーん」と思わず唸ってしまいましたが、まだ耐えられるレベル。そこは腎臓から尿道へ繋がるあたりでした。
そのうち痛みにも徐々に慣れてきて、気がついたら身体と意識が別々になり、自分の意識が遠くに行ってしまったような感じになりました。これ本当です。
言葉ではうまく伝えられないのですが、どこか遠くの方で、それもずーっと下の方で自分の身体(お腹)を触られている感じ。それをまた遠くにいる自分がぼんやり見ているような。。。完全に身体と意識が分離して、幽体離脱にも似た不思議な感覚。
なんとも言えない心地よさの中に、時折、激痛を感じて、その瞬間にもとの自分に意識が戻ります。で、少したつとまた同じように意識と身体が分離するような、施術中はそんな感じが繰り返します。お腹は痛いけど、意識はどんどん離れてリラックスしてゆくような。。。
言葉ではなかなか説明できませんが、「腸は第二の脳」といういわれる所以はこのあたりにあるのかもしれません。

感想としては、施術後、前回に増して心地よい倦怠感とともに、自分の中の何かが抜けた感が強まりました。
今回施術していただいたOhm先生はとても丁寧な施術で、指で内臓の声を聴きながら施術しているかのようでした。英語もお上手でコミュニケーションも全く問題なし。
料金は約50分で1300THB程度だったと思います。
※この日も涙は1滴も出ず。
我慢しきれず思わず叫んでしまった「痛っ!」も騒音値的には50デシベル程度かと思われます。
まだまだチネイザンレポートは続きます。。。