チネイザン - お腹マッサージ(1)
- Danny
- 2018年9月8日
- 読了時間: 4分
更新日:5月10日
チェンマイに来たらぜひ試してみたい【チネイザン 】
内臓マッサージ、腸揉み、呼び名はいろいろあるようですが、元々は中国のタオ(道教)に伝わる気功療法の一つで、チェンマイがチネイザンのメッカなのだそうです。本記事では、チネイザン お腹マッサージがもたらす体と心への効果をわかりやすく紹介します。
まずはGoogleで【チェンマイ】【チネイザン 】と検索。
とにかくたくさん出て来ます。


すでにネット上には、Blog、体験記、効能、うんちく、などなどありとあらゆる情報があふれていますので、今更ここで説明をするより、ぜひググって調べてみてください。
なお、日本語で検索する場合と英語で検索する場合では、表示結果も若干異なります。日本人の口コミと外国人の口コミとの間に情報格差があるのでこれは仕方ありません。
ただ概ね情報はかぶっているので、チェンマイに来てチネイザン を体験したことがある人はこのどれかに行ったはずです。
さて、検索するとわかりますが、多くの方が書かれた体験記やブログでは、「限界を超える痛さ」「ギブ寸前」「号泣した」などなど刺激的なフレーズをたくさん見かけます。
というわけで、実際にやってみないとわからないので、自分もひととおり体験してきました。これから体験される方のご参考になればと思います。
① Khun Ni House
人生初のチネイザン はKhun Ni Houseというところでした。
チェンマイ市内から車で約40分程度。チェンマイ中心地からちょっと郊外にあるSansaiという場所にあるとのことなので、Google Mapを頼りに自分でドライブしました。
タイあるあるなのですが、運転中に突然Google Mapがフリーズ。
この国は人工衛星との相性が悪いのか、雨が降るとGPSがまったく機能しなくなります。
自分もそのままチェンマイの田んぼのど真ん中で迷子になってしまい、右も左もわからない中、途方に暮れていると、近くを歩いていたおじさんが電話で連絡をしてくれて、最終的に女の人がスクーターで迎えに来てくれました。
(通常は市内から施術場所まで送迎があるようです。)
結局、約束の時間を約1時間くらいオーバーして到着。

ここは本当に村の中の普通の民家のようで、道端の鶏や野良犬に歓迎されました。
家の外にいた上裸にステテコみたいなおじさんに中に入るように促されて、中に入ると別の女性に「全裸で寝て待っているように」と英語で指示されます。
「え、全部ですか?」
と思いつつ、言われた通りに全裸でベッドに横になっていると、Khun Niさんが現れました。今年61歳の彼女は、多くのお弟子さんを抱える、チネイザン界?では大御所的な人物と聞いていましたが、見た目は普通によくいるおばちゃんでした。

正直、事前情報でかなりビビっていた自分は、思わず「僕、痛みに弱いんです...」と最初にジャブを打ったのですが、軽くいなされました😓
その後、約40〜50分程度お腹をモミモミされまくりました。
で、肝心の施術はどうだったかと言いますと、、、
実はあまり痛くなかったのです。事前に仕入れていた情報で、想像を絶する痛さで「悶絶死」すら予想していたのですが、ちょっと痛い箇所がある程度でした。
さらに過去に溜め込んだ感情のデトックス効果で「泣き出す人続出」という記事を読んで、自分も号泣する気マンマンだったのですが、これまたちっとも悲しくないので、正直、ちょっと焦りました。。。(途中あくびが出て少し涙が出たような気はします...)
で、チネイザン の施術が無事に終了したあと、なぜか【カルサイネイザン】という「生殖器マッサージ」が待っていました。(Khun Ni Houseではなぜかチネイザンとセットになっていたようです。)
生殖器マッサージと言っても、もちろんいやらしい感じは全くないのですが、ストレートに言えば男根の根元をゴリゴリやられます。さらに肛門から陰嚢の間までグリグリ。お手玉のようにボールを左右にずらしたり引き離したりされながら、徹底的に袋攻めにあいます。さほど痛くもないですが、別に気持ち良くもなく、生まれて初めての感覚にどう表現したら良いのか言葉が見つかりません。

ただ、1箇所陰嚢の奥の方にある筋を揉みしだかれたときに、両腰の奥の方に鋭い痛みが走ったのを鮮明に覚えています。
終わった後で腰痛に効くツボだと教えてもらいました。
ちなみに女性の方はどういう施術なのかわかりませんが、確かネットに情報が出ていたと思いますので、そちらをご参照ください。
Khun Ni Houseでの施術時間はトータル約1時間半程度。
チネイザン とカルサイネイザン合わせて、3000THB。
人生初のチネイザン 。 結論から言うと、肉体的な痛みとか意識できる体の変化はほとんどありませんでした。
でも施術後はなんともいえない脱力感と安心感に包まれたような気はしました。
「絶叫しないチネイザンなんて ...」「まだ号泣してない」という意味不明な思いに取り憑かれた自分は、運転中に次のチネイザンの予約をしていました。
チネイザンの旅は続きます。。。